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職業訓練は、在宅でも受けられます。
わが家は5人家族。3人の子どもを育てながら、2025年8月から2026年2月までの6ヶ月間、在宅で職業訓練を受けました。Webデザインとマーケティングのコースです。
ただ、在宅のコースは誰でも選べるわけではありません。条件があります。そして申し込みにも、思っていたより長い順番がありました。
この記事では、私が当てはまった条件と、ハローワークに何度か通って申し込むまでの流れを、そのまま書いていきます。
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注意
在宅(eラーニング)の職業訓練とは
在宅のコースは、学校に通わずに、自宅で動画を見ながら学ぶかたちです。案内には「eラーニング」と書かれていることもあります。
私が受けたコースでは、1週間で見る動画が決まっていて、週に1回だけ、顔を出すオンラインの授業がありました。授業のしくみについては、別の記事で詳しく書く予定です。
在宅で受けられる条件は、地域によって違う
在宅のコースは、誰でも選べるわけではありませんでした。
私は、訓練の案内の紙で条件を知りました。私が申し込んだ地域では、在宅で受けられる条件が4つくらいあって、たとえば「家族の介護をしている」「小さな子どもがいる」といったものです。このうちどれか1つに当てはまればよい、と聞いていました。
私の場合は、小学校低学年の子どもがいるという条件に当てはまりました。3人の子どものうち、いちばん下の子が当てはまっていたかたちです。
当てはまることを確認するために、子どもの年齢が分かる書類を出しました。私の場合は、公的な身分証だったと思います。
注意
私が在宅を選んだ3つの理由
似たような内容のコースは、ほかにもいくつかありました。まったく同じではないけれど、だいたい同じ、というものです。
そのなかで在宅を選んだ決め手は、3つでした。
- 通学の時間を取られない
- 子どもが学校に行ったあとに受けられる
- 顔出しの授業も、子どもが学校にいる間に受けられる
パソコンは「使うソフトが動くか」が大事
在宅なので、パソコンも必要です。
案内のパンフレットには、パソコンのスペックなども書いてありました。でも結局、いちばん大事だったのは、Adobeのソフトがちゃんと使えるパソコンかどうかでした。
それから、ハローワークの方に言われたことがあります。
ポイント
落ちてしまったら、使う予定がなくなってしまいますものね。
申し込みの流れ:ハローワークには何度か通いました
ここからが、いちばん手間のかかったところです。私の場合、職業訓練の相談には複数回行きました。

はじめは、認定日に相談
最初は、失業認定日に行ったときです。就職の相談といっしょに、職業訓練の相談をしました。
どうして受けたいのか、どんな訓練があるのか、受けるとどうなるのか。そんな話をした記憶があります。そこで在宅(eラーニング)の話も出て、コースの探し方を教えてもらいました。
コースは自分で探して、印刷して持っていく
ここで1つ、知っておくと楽なことがあります。
在宅のコースはたくさんあるのに、印刷して用意されている案内は、ほとんどありませんでした。そこで私は、ハローワークインターネットサービスで検索して、気になるコースを印刷してから相談に行きました。
これをやっておくと、相談がぐっと早く進みます。
次の相談で、資料を印刷してもらう
次の相談では、ハローワークの方が詳しい情報やパンフレットを印刷してくれました。それを持ち帰って、どの訓練校の、どのコースにするかを決めました。
見学会・説明会には必ず出る
受けたいコースが決まったら、見学会に申し込みます。案内には「見学会」や「説明会」という名前で出ています。
私はオンラインのものに参加しました。通学のコースだと、ハローワークの一室で行われるものもあるようです。
ここは必ず出るように、とハローワークの方から言われました。出てみて「思っていた学習の内容と違った」という理由で、申し込みをやめる方もいるそうです。中身を見てから決められる場なので、気になるコースがあるなら、まず出てみてください。
申し込みの手続きが、最初の関門でした
そのあとの相談で、どの訓練校の、どのコースを受けるかを伝えて、申し込みの手続きをしました。
ここで、しっかり意思確認をされます。聞かれたのは、どうして受けたいのか。そして、修了したあと、どうしたいのか。
きちんと受けて就職につなげる気持ちがある、と判断してもらえて、申し込みの書類を受け取りました。
職業訓練の目的は、訓練が終わったあとに、雇用保険に入れる働き方で就職することです。ハローワークの職員さんも、訓練校のスタッフの方も、そこにつながる人かどうかを見ていると感じました。
申し込みには期限があるので、間に合うように行ってくださいね。
受講申込書に書いたこと(実際の用紙も載せます)
受け取った書類に記入して、郵送かメールで訓練校に送ります。これで申し込みが完了しました。
正直に言うと、この書類を書くのがいちばん大変でした。
私が受け取った受講申込書(記入前の状態)がこちらです。どんな欄があるのか、申し込む前に見ておくと準備がしやすいと思います。

※申込書の様式は、地域や訓練校・コースによって異なる場合があります。
申込書に書いたのは、次の4つです。
・これまでの簡単な職歴
・志望動機
・これまでの具体的な求職活動の内容
・修了後の就職の希望(希望する職種・いつ頃までに就職したいか)
思いつきでは書けない内容ばかりです。時間がかかるので、早めに取りかかるのがおすすめです。
面談(Zoom)で聞かれたこと5つ
そのあとが、訓練校の担当の方との面談です。私はZoomで、予約もWebから自分で入れました。
入校のために学科試験がある訓練校もあるそうですが、私は面談だけでした。在宅のコースだったからかもしれません。

覚えている範囲で、聞かれたのはこの5つです。
- どうしてこのコースに申し込もうと思ったか(志望動機)
- 子どもの長い休みと授業が重なるけれど、対面の授業に出られるか
- パソコンを持っているか
- 普段パソコンで何をしているか
- 自分で調べながら進められるか
「子どもの長い休みと重なっても、対面の授業に出られるか」という質問には、「1時間の授業なので、きょうだいで静かに過ごしてもらえます」と答えました。
「普段パソコンで何をしているか」には、「ネット検索と、Googleドライブを使っています」と答えたところ、「Googleドライブはよく使うので、普段から使っているならいいですね」と言われました。
最後の「自分で調べながら進められるか」は、実際に受けてみてから「本当にそのとおりだった」と思った質問です。在宅の授業は、わからないことをその場で先生に聞けないので、自分で調べて進める場面が多くありました。
ポイント
合否はメールで届き、入校の手続きへ
合否の結果は、メールで届きました。訓練校によっては郵送のこともあるそうです。
合格したら、お知らせを印刷して、もう一度ハローワークへ。「合格したので、訓練を受けます」という手続きをします。私は入校日の前日に行きました。
そして入校式。授業は、その翌日からスタートでした。
在宅を考えているなら、申し込む前に
私の経験から、申し込む前にやっておくとよいことをまとめます。

・お住まいの地域の案内で、在宅の条件を見る
・自分がどれに当てはまるか確かめる
・気になるコースを検索して、印刷して持っていく
・当てはまることを示す書類と、必要なソフトが使えるパソコンを用意する
・修了したあと、どう働きたいかを言葉にしておく
分からないところは、ハローワークで聞くのが確実です。
在宅の受講で、実際に使ったもの
最後に、6ヶ月のあいだ実際に使っていたものを紹介します。どちらも訓練の前から使っていたもので、訓練のために買い足したわけではありません。

パソコン:MacBook Air(13インチ・M3・2024年モデル)
1本目の記事にも書きましたが、パソコンはもともと持っていたものを使いました。私が使っていたのは MacBook Air(13インチ・M3・2024年モデル/メモリ16GB)です。

在宅の受講で大事なのは、使うソフトがちゃんと動くことでした。私の場合はAdobeのソフト(IllustratorとPhotoshop)を使うコースだったので、そこが動くかどうかが分かれ目です。
※私が使っているのは1つ前のM3(2024年モデル)です。2026年9月時点で新品として売られているのは、次の世代のM4モデルです。買うなら新しいほうが長く使えるので、そちらのリンクを載せています。
注意
イヤホン:AirPods(ノイズキャンセリングつき)
週に1回の顔出しの授業と、毎日の動画の視聴で使いました。私が持っていたのは AirPods 4(ノイズキャンセリング付き)です。3万円くらいでした。

在宅の授業では、聞くだけでなく話すこともあります。イヤホンとマイクが一緒になっているものだと、1つで足ります。
まとめ:条件に当てはまれば、在宅も選べます
私の場合をまとめると、こうなりました。
- 在宅のコースは、条件に当てはまる人が選べる(条件は地域によって違う)
- 申し込みまでに、ハローワークへ何度か。意思確認と面談がある
- 職業訓練の目的は、修了後の就職。そこを見られるので、考えてから行くと安心
こんな人におすすめの記事でした。
- 子育て中で、通学の職業訓練はむずかしいと感じている
- 在宅(eラーニング)の職業訓練が気になっている
- 申し込みの流れや、面談の中身を知っておきたい
次の記事では、在宅の授業が実際どう進むのか、「サボれない仕組み」について書きました。
▶ 続きはこちら:在宅の職業訓練はサボれる?6ヶ月受けた私の1週間と、授業のしくみ